良くいただく質問に土地の形についてがあります。
Q、台形の土地ですが、南道路側が狭く、北側が広い土地はまずいですか?
この場合、方位は除外して考えていただいて、台形の土地がどうなのかという観点でお答えします。
清代(1750年頃)の古典、陽宅集成(ようたくしゅうせい)によれば、前方が広く後方が狭い土地(道路に接する面が前)はよろしくないと書かれています。
お金に恵まれず、健康運も悪い。子孫にもなかなか恵まれないと言うことです。
前が狭く、後ろが広い土地は富貴に恵まれ、とても有名になれると書かれています。
ご質問の土地は、後者で前方が狭く、奥に向かって末広がりの地形ということですので、良い土地と考えて良いでしょう。
もちろん、土地の形だけですべてを決定できるわけではありません。
近隣の建物や地形の(巒頭らんとう)条件を、しっかりと見極めなければいけません。
同じような環境なら、奥に広い台形の土地は、とても良い立地条件だと言えるでしょう。
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伝統風水師秀山