形の風水(巒頭)

孤独な感じの建物に住むと、やはり住人も孤独になりやすいです


わが郷土が誇るランドマーク、岐阜城をご存じですか?

もちろん、ほとんどの方がご存じだと思います。

織田信長が、ここを起点に天下統一への歩みを始めたお城です。

岐阜城は、いわゆる山城です。

044-08 自然の地形が敵の侵入をはばむ、戦時においては最高の地形でした。

ところが伝統風水の観点からすると、とても危険な場所なのです。

龍脈の背中にのっていて、周りを風から守られる構造(砂=さ)が全くない、騎龍(きりゅう)という状態です。

これは、その地形が示すとおり、守るべきものがみられず、突然の災害や思いがけない事故などに巻き込まれるなどがあります。

歴代、岐阜城の城主はほとんどが、不運な死を迎えているのです。

織田信長も、そうですね。

臣下に裏切られて、最後を迎えます。

このように、山のてっぺんに建物を作ることは、良くないということになります。

そして、都会にもにたような悪い風水(形殺=けいさつ)があります。

それが孤峰(こほう)といいますが、孤独な山のことを意味しています。

こちらをご覧下さい。

タワー43 岐阜にあるタワー43ですが、ちょっと前までは岐阜城と同じように一棟だけが高くそびえていて、周りの守りになる建物がありませんでした。

ですから、安定したビジネスにはあまり向きません。

流動的なビジネスや、人が多く出入りするようなビジネスならOKです。

住居としては、長期に住むのはあまり進められませんが、旅行業や出張が多い仕事をしている方なら良いです。

現在のタワー43は、隣に38階建てができたので孤峰ではなくなりましたね。

あなたの近くにも、一棟だけ高い建物、あるいはだだっ広い土地に一軒だけ建っている家はありませんか?

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伝統風水師秀山
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