「家を建てる時期をいつにすればよいか」「引っ越しや開業のベストな日を知りたい」——そんなときに使われるのが、古代中国の秘法 奇門遁甲(きもんとんこう) です。
方位と時間を組み合わせ、最も良い「行動のタイミング」を導くための術で、伝統風水の中でも最高峰に位置づけられます。
奇門遁甲とは何か
奇門遁甲は、あの諸葛孔明が用いたと伝えられる方位術。
天・地・人の三つの力を整え、運を動かすための知恵です。
- 天式「太乙神数」=天の時を得る
- 地式「奇門遁甲」=地の利を得る
- 人式「六壬神課」=人の和を得る
このうち「奇門遁甲」は、地の利 を得るために方位を用いる術。
家を建てる方位を選ぶ時、旅行や開業のタイミングを決める時などに活かされます。
奇門遁甲の原点と難解さ
奇門遁甲の原典は「煙波釣叟歌(えんばちょうそうか)」という詩歌形式の書物。
言葉が象徴的で、解釈が難しく、古来より多くの流派が生まれました。
清代の『四庫全書』にも収められたほどの秘法であり、長く門外不出とされてきたものです。
奇門遁甲の特徴は、「盤(チャート)」を作ることにあります。
天盤・地盤に八門・八神・九星を配置し、時間と方位をかけ合わせて吉凶を判断します。
奇門遁甲でできること
もともとは軍の陣形や進軍方向を決めるために使われた術ですが、現代では人生の様々な場面に応用されます。
- 家を建てる・引っ越す時期を決める
- 結婚・子宝・試験・訴訟などの重要行動
- 商談・営業・開業・金運アップの時期判断
私の経験では、特に風水と併用する使い方が効果的です。
家の太極(中心)から吉方位の庭に埋め物をする場合、奇門遁甲の吉日時を選ぶことで、運の流れが大きく変わります。
実際の使い方
奇門遁甲には「年盤・月盤・日盤・時盤」があり、目的によって使い分けます。
- 個人で使う場合 → 時盤(2時間単位)
- 家族や組織で使う場合 → 日盤
例えば小旅行なら、目的地が吉方位となる日時を選び、
2時間以上かけて移動するのが基本です。
風水で使う場合は、日時を選んで庭などに埋め物を行うことがあります。
ただし、盤の間違いは非常に危険で、命に関わることもあります。
必ず専門家の指導のもとで行うようにしてください。
奇門遁甲を使う上での注意点
奇門遁甲は大きな力を持つ術ですが、繰り返し使うと効果が薄れるとも言われます。
「一時的に運を引き上げる」ための術であり、常用するものではありません。
実際に、奇門遁甲で宝くじを当てた方が、何度も繰り返して使い続けた結果、まったく効果が出なくなった例もあります。
まとめ:奇門遁甲は「時」と「方位」を整える智慧
奇門遁甲は、家を建てる時期・引っ越し・事業開始など、人生の節目を整えるための強力な技法です。
しかし、それは魔法ではなく、自然の気の流れと人の行動を調和させる技。
正しく使えば、宿命を超えるような結果をもたらすこともあります。
ただし危険を避けるためにも、必ず信頼できる専門家に相談してください。
秀山が提供する奇門遁甲鑑定の詳細はこちらのページをご覧下さい。
📩 まずは無料で学ぶ
7日間で学ぶ「伝統風水メールセミナー」配信中
→ こちらから登録


