パワースポットには、周りの地形や川など水の条件で、受けられる効果に様々なちがいがあります。
なので、ギャンブルに良いなんてパワースポットも存在したりします。
今回のパワースポットは福井県にある、大塩八幡宮について取り上げてみます。
大塩八幡宮は、四神相応のパターンになっています。
おなじ四神相応でも、その場所の気の性質の違いから、受ける影響はまったく違っていきます。
それをじっくりと検証してみましょう。
ここが神社の入り口になる、二の鳥居です。
風水のよい寺社に行くと感じるのは、鳥居や山門などを一つ一つ越えていくたびに、気の質の変化を感じます。
大塩八幡宮も、まさしくその通りで 鳥居をくぐり 階段を上り始めると、すぐに下界との違いをはっきりと感じます。
私が、ここを訪れて感じたのは 細かい霧雨のような、それでいて暖かく包まれるような癒しの気でした。
心や体が、疲れた時などにもってこいの パワースポットです。
また、ご覧の通り敷地内はとても手入れがゆきとどいています。
歴史と共に地元の人々に愛された八幡様であることを感じさせます。
地霊人傑(ちれいじんけつ)という風水の言葉があります。
意味は、良い風水の場所には すばらしい人材が生まれます。
そして、すばらしい人が、故郷を発展させ大切にすることで龍神(土地の霊)が、ますますその人を助けるという意味です。
まさしくその言葉どおり、人の真心が風水適地を さらにすばらしいものにしていることを実感します。
境内にある看板には、木曽義仲が平家をうちに来たとき、この神社の上に陣をはり 戦いに望んだことが書かれています。
そのときに本殿の一部が焼けてしまったということです。
また、後ろから迫っている龍の形も良くわかるので、なかなか味のある看板です。
最奥の本殿です。
正面には、まきの木らしい四本の大木が並んでいます。
この時は、少し肌寒い気候だったのですが、ずっといたいと感じるとても良い場所です。
正面に見える案朝山が気になるのですが、大木が参道の回りに たくさん生えているのでなかなか見えません。
そこで、いったんおり別の場所から見てみると
青龍砂となっている龍に、別のお寺の観音様の巨大立像が祀られていました。
その近くで、前方を一望できる場所からの景色です。
おそらく、はるか昔に木曽義仲も見た風景です。
左の木のあたりに、軍馬(ぐんば)を意味する案山(あんざん)があります。
その先の朝山は一文字という朝山です。
本堂には、御利益をうたった立て札がありますが、勝負事に効果があると書かれていました。
軍馬の案山は、まさしく軍人の象徴です。
武功(ぶこう)、戦勝を意味する風景で、潜在意識に働きかけるのが案山の特徴なのです。
賭け事や、商談成立、会社繁栄などによい案山となります。
木曽義仲も、この場で この景色を見ながら戦勝祈願をしたのでしょう。
これが近づいてみた案山です。
ますます馬の案山である形がはっきり見て取れます。
やはり、商売繁盛や投資などビジネスに向いているパワースポットということができそうです。
繰り返しになりますが、パワースポットをパワースポットとしている条件には
1.龍(山脈)に力があること
2,後方、左右を砂(さ=山など)に守られていること
3,良い水を得ていること
4,明堂(前方の広いスペース)がとれていて、案朝山(あんちょうざん=前方の山)に守られていること
大まかには、これが必要です。
この大塩八幡宮には、すべてがそろっていて、さらに大切な要素
地霊人傑(ちれいじんけつ)という、人の心や行いによる効果が付け加えられています。
ですので、大塩八幡宮は、とてもよいパワースポットです。
福井に近い方や、本物のパワースポットに いってみようと思っている方にオススメです。
伝統風水師秀山